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曳出
ふりがな文庫
“曳出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきだ
77.1%
ひきだし
20.0%
ひきい
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきだ
(逆引き)
それからラムプをグッと大きくして、押入の端の小箪笥の
曳出
(
ひきだ
)
しから
黄木綿
(
きもめん
)
の財布を引っぱり出して、十円のお
釣銭
(
つり
)
を出してやった。
骸骨の黒穂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
曳出(ひきだ)の例文をもっと
(27作品)
見る
ひきだし
(逆引き)
それから鏡台の一番下の
曳出
(
ひきだし
)
に詰まっているスキ毛を掴み出して
元結
(
もとゆい
)
で頭にククリ付けた。その上から手拭を冠って今一度鏡を覗いてみた。
芝居狂冒険
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
曳出(ひきだし)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひきい
(逆引き)
黄昏の頃油揚坂より続々として
曳出
(
ひきい
)
だす、馬車、腕車数十輛、失望、不平、
癇癪
(
かんしゃく
)
などいう不快なる熟字を載せたるは、これ貴婦人の
帰途
(
かえるさ
)
にて、
徒
(
むだ
)
になりたる百余俵の施与米を荷車に積みて逆戻り
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
曳出(ひきい)の例文をもっと
(1作品)
見る
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“曳”で始まる語句
曳
曳摺
曳船
曳舟
曳舟通
曳込
曳々
曳航
曳子
曳手
“曳出”のふりがなが多い著者
高見順
アーサー・コナン・ドイル
泉鏡太郎
三遊亭円朝
夢野久作
泉鏡花
室生犀星
永井荷風
平林初之輔
山本周五郎