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ひきづな
ふりがな文庫
“ひきづな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
曳綱
42.9%
引綱
14.3%
曳索
14.3%
牽綱
14.3%
索綱
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曳綱
(逆引き)
区名入りの半纏、豆しぼりの手拭、赤や白の鉢巻、大男の子供たちが、二本の
曳綱
(
ひきづな
)
に群がって歩いて行くと、山車の中から、勇ましく、にぎやかに、
鉦
(
かね
)
と太鼓とが鳴りひびく。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
ひきづな(曳綱)の例文をもっと
(3作品)
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引綱
(逆引き)
それから、起重機の鎖から危くぶらさがっている
物騒
(
ぶっそう
)
な梁に、
巧
(
うま
)
く
引綱
(
ひきづな
)
をしばりつけなければならないのだ。
秋空晴れて
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
どうした間違いか、もう一本の
吊鎖
(
つりぐさり
)
が外れたのだ。その
拍子
(
ひょうし
)
に、人夫たちのたぐり寄せていた
引綱
(
ひきづな
)
も、彼等の手からぐいっと持ってゆかれて、すべり落ちてしまったのだ。
秋空晴れて
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
ひきづな(引綱)の例文をもっと
(1作品)
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曳索
(逆引き)
曳船と龍睡丸をつなぐ、
曳索
(
ひきづな
)
をはなった。水先案内人は、それではと、私とかたい握手をして
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
ひきづな(曳索)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
牽綱
(逆引き)
長い竹をここ、かしこと、岩の上に渡したのは、
牽綱
(
ひきづな
)
をわが勢に
逆
(
さから
)
わぬほどに、
疾
(
と
)
く
滑
(
すべ
)
らすための
策
(
はかりごと
)
と云う。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひきづな(牽綱)の例文をもっと
(1作品)
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索綱
(逆引き)
一郎君は小声で言って、ポケットから愛用のジャック・ナイフを取出すと、それでボートの
索綱
(
ひきづな
)
をプッツリと切断しました。
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ひきづな(索綱)の例文をもっと
(1作品)
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