“縉紳”の読み方と例文
読み方割合
しんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
予がここに東山時代における一縉紳しんしんの生活を叙せんとするのは、その縉紳の生涯を伝えることを、主なる目的としてのことではない。
ここに一言して置く。わたくしはこの拙著中人物の生死を記するに大抵没あるいは終の語を以てし縉紳しんしん公侯の死にもこうといい卒という語を
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
数日して某縉紳しんしんの子が十一娘に結婚を申しこむことになったが、普通の手段ではととのわないと思ったので、邑宰むらやくにんに頼んで媒灼ばいしゃくしてもらった。
封三娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)