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むらむら
ふりがな文庫
“むらむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ムラムラ
語句
割合
村々
40.9%
簇々
18.2%
村村
9.1%
邑々
9.1%
部落々々
9.1%
勃々
4.5%
斑々
4.5%
村邑
4.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村々
(逆引き)
鐘
(
かね
)
には
吉彦
(
よしひこ
)
さんがひとりついて、
町
(
まち
)
の
国民学校
(
こくみんがっこう
)
の
校庭
(
こうてい
)
までゆくことになっていた。そこには、
近
(
ちか
)
くの
村々
(
むらむら
)
からあつめられた
屑鉄
(
くずてつ
)
の
山
(
やま
)
があるということだった。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
むらむら(村々)の例文をもっと
(9作品)
見る
簇々
(逆引き)
不断忍んでゐる多くの不快が、一時に雲のやうに
簇々
(
むらむら
)
と頭をもたげ出して、その一つが、彼女のそれに対する憎悪をそゝるやうに、明瞭に思ひ出させるのであつた。
乞食の名誉
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
むらむら(簇々)の例文をもっと
(4作品)
見る
村村
(逆引き)
其間
(
そのあひだ
)
に褐色の屋根や白い壁を
擡
(
もた
)
げて
田舎家
(
ゐなかや
)
が散らばり、雨上りの濁つた沼の
畔
(
ほとり
)
には白
斑
(
まだら
)
の
黄牛
(
あめうし
)
が仔牛を
伴
(
つ
)
れて草を
食
(
は
)
み、遠方の
村村
(
むらむら
)
の上に
聳
(
そび
)
えた古い寺院の
繊細
(
きやしや
)
な尖塔が、
白楊
(
はくやう
)
のひよろ長い
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
むらむら(村村)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
邑々
(逆引き)
はるかに小手をかざせば助川の空はいちめんの火雲、近くの
邑々
(
むらむら
)
で打ち鳴らす半鐘の音が風に乗って聞こえていた——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
むらむら(邑々)の例文をもっと
(2作品)
見る
部落々々
(逆引き)
まつかさのように散らばった
部落々々
(
むらむら
)
の貧農の
餅の歌:――全農の林延造氏に――
(新字新仮名)
/
槙村浩
(著)
むらむら(部落々々)の例文をもっと
(2作品)
見る
勃々
(逆引き)
と、私の心も
寂然
(
しん
)
となる。その
寂然
(
しん
)
となった心の底から、ふと恋しいが
勃々
(
むらむら
)
と湧いて出て、私は我知らず
泪含
(
なみだぐ
)
んだ。ああ、成ろう事なら、此儘此墓の下へ入って、もう浮世へは戻り
度
(
たく
)
ないと思った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
むらむら(勃々)の例文をもっと
(1作品)
見る
斑々
(逆引き)
髯
(
ひげ
)
のある
親仁
(
おやじ
)
が、紺の筒袖を、
斑々
(
むらむら
)
の
胡粉
(
ごふん
)
だらけ。腰衣のような幅広の
前掛
(
まえかけ
)
したのが、泥絵具だらけ、青や、
紅
(
あか
)
や、そのまま転がったら、
楽書
(
らくがき
)
の
獅子
(
しし
)
になりそうで、
牡丹
(
ぼたん
)
をこってりと
刷毛
(
はけ
)
で
彩
(
えど
)
る。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
むらむら(斑々)の例文をもっと
(1作品)
見る
村邑
(逆引き)
今まで素朴であった
村邑
(
むらむら
)
が工夫という渡り物の来たためにアブク銭が落ち込むので、農家はいずれも
半
(
なか
)
ば飲食店のようになり、善良なりし
村家
(
むらや
)
の
戸毎
(
こごと
)
から酒気溢れ
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
むらむら(村邑)の例文をもっと
(1作品)
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