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てん/\
語句 | 割合 |
點々 | 33.3% |
点々 | 25.0% |
点点 | 8.3% |
斑々 | 8.3% |
転々 | 8.3% |
転輾 | 8.3% |
轉轉 | 8.3% |
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青田の
畦畔には
處々に
萱草が
開いて、
田の
草を
掻くとては
村落の
少女が
赤い
帶を
暑い
日に
燃やさない
日でも、
萎んでは
開いて
朱杯の
如く
點々と
耕地を
彩るのである。
此に於て竹葉上に
点々滴れる所の
露を
甞め、以て漸く
渇を
慰す、吉田署長病
再発し
歩むに
堪へず、
遂に他の三名と共に
帰途に
就かる、行者
参り三人も亦
心淋しくやなりけん
代助は平岡の今苦しめられてゐるのも、其起りは、
性質の
悪い
金を
借り始めたのが
転々して祟つてゐるんだと云ふ事を
聞いた。
顧る台所の
方には、兼吉の老母が
転輾反側の気はひ聞ゆ、
彼女も此の雪の夜の物思ひに、既に枕に
就きたるも、
容易くは夢の得も結ばれぬなるべし
この
遷都は、しかし、
今日吾人の
考へるやうな
手重なものでなく、一
屋一
代の
慣習によつて、
轉轉近所へお
引越になつたのである。