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てんてん
ふりがな文庫
“てんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
輾転
41.7%
転輾
23.3%
点々
13.3%
転々
10.0%
点点
3.3%
囀々
3.3%
滇々
1.7%
輾轉
1.7%
顛転
1.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輾転
(逆引き)
夜具の中で
輾転
(
てんてん
)
と悶えたり、
呻吟
(
しんぎん
)
したり、はね起きて、がたがた震えながら歩きまわったり、また幾たびも暗い庭へ出ていったりした。
月の松山
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
てんてん(輾転)の例文をもっと
(25作品)
見る
転輾
(逆引き)
酒を知ってから、もう十年にもなるが、一向に、あの気持に馴れることができない。平気で居られぬのである。
慚愧
(
ざんき
)
、後悔の念に文字どおり
転輾
(
てんてん
)
する。
酒ぎらい
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
てんてん(転輾)の例文をもっと
(14作品)
見る
点々
(逆引き)
風もないのに、
紅梅
(
こうばい
)
や
白梅
(
はくばい
)
の花びらが、
釣
(
つ
)
り
橋
(
ばし
)
の水に
点々
(
てんてん
)
とちって、そのにおいがあやしいまで
闇
(
やみ
)
にゆらぐ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
てんてん(点々)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
転々
(逆引き)
それでコックの春吉はすっかり
憤慨
(
ふんがい
)
し、この
復讐
(
ふくしゅう
)
を計画したわけなのだ。彼は
元々
(
もともと
)
、極端な
享楽児
(
きょうらくじ
)
で、趣味のために、いろいろな職業を選び、
転々
(
てんてん
)
として
漂泊
(
さすらい
)
をした。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
てんてん(転々)の例文をもっと
(6作品)
見る
点点
(逆引き)
糢糊
(
もこ
)
たる
暁色
(
げうしよく
)
の中に
藍鼠
(
あゐねずみ
)
色をした円錐
形
(
けい
)
の小さい島の姿が美しかつた。山麓に
点点
(
てんてん
)
たる白い物は雪であらうと云つて居たが、望遠鏡で望むと
人家
(
じんか
)
であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
てんてん(点点)の例文をもっと
(2作品)
見る
囀々
(逆引き)
さすれば、
妍々
(
けんけん
)
たる花容も
囀々
(
てんてん
)
たる
鶯声
(
おうせい
)
も、みな宇宙の大精神の照応にして、仏書にいわゆる
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
てんてん(囀々)の例文をもっと
(2作品)
見る
滇々
(逆引き)
「さてさて、性なき者には遂に天日の愛も
透
(
とお
)
らぬものか。人とも思えぬ
輩
(
やから
)
、見る眼も
羞
(
は
)
ず。早く解いて、山野へ帰せ」と、
滇々
(
てんてん
)
水の去るが如く、愛憎を超えた面持で
彼方
(
かなた
)
へ行きかけた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
てんてん(滇々)の例文をもっと
(1作品)
見る
輾轉
(逆引き)
あの
輾轉
(
てんてん
)
として、生暖かい床の上に、この体をもてあましている切なさ、
苛立
(
いらだ
)
たしさ……ワッと大声で泣叫びたいような、地獄の苦しみなのです。
歪んだ夢
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
てんてん(輾轉)の例文をもっと
(1作品)
見る
顛転
(逆引き)
久之進はなにも云わなかった、長袴の裾を踏むなどということはありがちである、またそのはずみで襖ごと
顛転
(
てんてん
)
することだって無くはない。
粗忽評判記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
てんてん(顛転)の例文をもっと
(1作品)
見る
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