“輾轉”のいろいろな読み方と例文
新字:輾転
読み方割合
ごろ/\50.0%
てんてん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次かんじうす蒲團ふとんへくるまつてうちからえてたあしあたゝまらなかつた。うと/\と熟睡じゆくすゐすることも出來できないで輾轉ごろ/\してながやうやあかした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
あの輾轉てんてんとして、生暖かい床の上に、この体をもてあましている切なさ、苛立いらだたしさ……ワッと大声で泣叫びたいような、地獄の苦しみなのです。
歪んだ夢 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)