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『酒ぎらい』
ふりがな文庫
『
酒ぎらい
(
さけぎらい
)
』
二日つづけて酒を呑んだのである。おとといの晩と、きのうと、二日つづけて酒を呑んで、けさは仕事しなければならぬので早く起きて、台所へ顔を洗いに行き、ふと見ると、一升瓶が四本からになっている。二日で四升呑んだわけである。勿論、私ひとりで四升呑み …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「知性 第三巻第三号」1940(昭和15)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
工合
(
ぐあ
)
侘
(
わ
)
訛
(
なまり
)
止
(
よ
)
頬杖
(
ほおづえ
)
三鷹
(
みたか
)
陋屋
(
ろうおく
)
阿呆
(
あほう
)
転輾
(
てんてん
)
裸足
(
はだし
)
肴
(
さかな
)
糾合
(
きゅうごう
)
田舎
(
いなか
)
甚
(
はなは
)
濶達
(
かったつ
)
淋
(
さび
)
撫
(
な
)
手筈
(
てはず
)
慚愧
(
ざんき
)
恩怨
(
おんえん
)
完璧
(
かんぺき
)
卑猥
(
ひわい
)
勿論
(
もちろん
)
予
(
あらかじ
)
之
(
これ
)