トップ
>
点点
>
てんてん
ふりがな文庫
“
点点
(
てんてん
)” の例文
赤い花、白い花があいだに
点点
(
てんてん
)
と咲いているみどりの草原は、じゅうたんの敷物でした。にわとこのくさむらとのばらの垣が、おへやの花たばでした。
旅なかま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
糢糊
(
もこ
)
たる
暁色
(
げうしよく
)
の中に
藍鼠
(
あゐねずみ
)
色をした円錐
形
(
けい
)
の小さい島の姿が美しかつた。山麓に
点点
(
てんてん
)
たる白い物は雪であらうと云つて居たが、望遠鏡で望むと
人家
(
じんか
)
であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
そして三年の
後
(
のち
)
に土を
着
(
き
)
せる。土地の所有者は其れを拒む事が出来ない習慣であると云ふ。道理で見渡す限り
点点
(
てんてん
)
として、どの
畑
(
はた
)
にも草に
掩
(
おほ
)
はれた
土饅頭
(
どまんぢう
)
が並んで居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“点点”の意味
《名詞》
点を打ったように散らばっていること。また、そのようなさま。
滴が滴り落ちること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
“点”で始まる語句
点
点頭
点綴
点滴
点々
点心
点火
点燈頃
点燈
点睛