顛転てんてん)” の例文
久之進はなにも云わなかった、長袴の裾を踏むなどということはありがちである、またそのはずみで襖ごと顛転てんてんすることだって無くはない。
粗忽評判記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)