“顛沛”の読み方と例文
読み方割合
てんぱい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父母たるものは、その児(こ)の幼穉(ようち)にして感得の力もっとも盛(さかん)なるときにあたり、これを訓(おし)ゆる、造次(ぞうじ)も必ずここにおいてし、顛沛(てんぱい)も必ずここにおいてするを得(う)。
教育談 (新字新仮名) / 箕作秋坪(著)
流離顛沛(てんぱい)の状に至っては、松陰をしてこれに代らしめば、あるいは忍ぶ能(あた)わざりしものもあらん。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
予少(わか)きより日に弥陀仏を念じ、行年四十以後、其志弥々(いよいよ)劇(はげ)しく、口に名号を唱え、心に相好(そうごう)を観じ、行住坐臥(ざが)、暫くも忘れず、造次顛沛(てんぱい)も必ず是に於てす、夫(か)の堂舎塔廟(とうびょう)
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)