“造次顛沛”の読み方と例文
読み方割合
ぞうじてんぱい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿仙おせんは一子の名なかすなの一語之が養育に心を用いん事を望むの意至れり、うまこやせの一句造次顛沛ぞうじてんぱいにも武を忘れざる勇士の志操こゝろづけ十分に見ゆ
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)
造次顛沛ぞうじてんぱいもこの一事をして心頭を離れざらしむるに至らば、人生五十年間は幸福、愉快ばかりで日を送ることができます。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ただ余が意を注ぎ造次顛沛ぞうじてんぱいもつねに忘るるあたわざるものは余とともに生活する人民の境遇これなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)