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元々
ふりがな文庫
“元々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もともと
83.3%
もと/\
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もともと
(逆引き)
「どうかなあいつ、古藤のやつは少し
骨張
(
ほねば
)
り過ぎてる……が悪かったら
元々
(
もともと
)
だ……とにかくきょうおれのいないほうがよかろう」
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
早速
(
さっそく
)
酒を取り寄せて、石にぶっかけてみました。けれども、
元々
(
もともと
)
からの石ですから、酒をかけたくらいで正覚坊になりようわけはありません。
正覚坊
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
元々(もともと)の例文をもっと
(10作品)
見る
もと/\
(逆引き)
お
主婦
(
かみ
)
さん、
乃公
(
わし
)
はこゝで一寸天文学の講釈をするがね、
凡
(
すべ
)
てこの世界にある物は、二千五百万年経つと、また
元々
(
もと/\
)
通りに
還
(
かへ
)
つて来る事になつてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
例
(
たと
)
へば六
臂
(
ぴ
)
の
觀音
(
くわんのん
)
は
元々
(
もと/\
)
大化物
(
おほばけもの
)
である、
併
(
しか
)
し
其
(
その
)
澤山
(
たくさん
)
の
手
(
て
)
の
出
(
だ
)
し
方
(
かた
)
の
工夫
(
くふう
)
によつて、
其
(
その
)
手
(
て
)
の
工合
(
ぐあひ
)
が
可笑
(
おか
)
しくなく、
却
(
かへ
)
つて
尊
(
たうと
)
く
見
(
み
)
える。
決
(
けつ
)
して
滑稽
(
こつけい
)
に
見
(
み
)
えるやうな
下手
(
へた
)
なことはしない。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
元々(もと/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
々
3画
“元々”で始まる語句
元々集
“元々”のふりがなが多い著者
伊東忠太
吉川英治
楠山正雄
有島武郎
薄田泣菫
海野十三
豊島与志雄