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もともと
ふりがな文庫
“もともと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
元来
35.5%
元々
32.3%
素々
16.1%
固々
6.5%
旧々
3.2%
本々
3.2%
本本
3.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来
(逆引き)
安達さんも顔が潰れますけれど、私達だって
元来
(
もともと
)
私達が
後楯
(
うしろだて
)
になって始めたことですから、こゝで負けたんじゃ好い恥を
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
もともと(元来)の例文をもっと
(11作品)
見る
元々
(逆引き)
早速
(
さっそく
)
酒を取り寄せて、石にぶっかけてみました。けれども、
元々
(
もともと
)
からの石ですから、酒をかけたくらいで正覚坊になりようわけはありません。
正覚坊
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
もともと(元々)の例文をもっと
(10作品)
見る
素々
(逆引き)
ところが
素々
(
もともと
)
事大
(
じだい
)
思想に
囚
(
とら
)
えられていた朝鮮は
左顧右眄
(
さこうべん
)
、容易に日本に信頼するの態度を示さざる結果、ついにあんな仕末になってしもうたのである。
日支親善策如何:――我輩の日支親善論
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
もともと(素々)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
固々
(逆引き)
と云って、
固々
(
もともと
)
恋人に送る
艶書
(
えんしょ
)
ほど熱烈な
真心
(
まごころ
)
を
籠
(
こ
)
めたものでないのは覚悟の前である。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もともと(固々)の例文をもっと
(2作品)
見る
旧々
(逆引き)
お
前
(
ま
)
んの生命を
掻払
(
かっぱら
)
いさえすりゃ、お孝との
捩
(
より
)
が戻って、早い話が
旧々
(
もともと
)
通り言うことを肯いて、女が自由になる見込さえあればですだ、それこそ、お前んが国手でも、神でも、仏でも
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もともと(旧々)の例文をもっと
(1作品)
見る
本々
(逆引き)
勿論その禍の中にまた福も交り候えども、
所
(
しょ
)
せん一生の間難儀さえすれば先の福がある事なり。何の効けんもない事に観音へ頼りて福を求める様の事は
本々
(
もともと
)
無益に存じ候。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
もともと(本々)の例文をもっと
(1作品)
見る
本本
(逆引き)
しかし男子の非道に反抗してこういう逆襲の態度に
出
(
い
)
でる事は暴を以て
相酬
(
あいむく
)
いるので、
本本
(
もともと
)
互に謙遜し、互に尊敬し協和して男女各自の天分を全くすべき真理に
悖
(
もとっ
)
ておりますから
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
もともと(本本)の例文をもっと
(1作品)
見る
“もともと”の意味
《名詞》
損得のないこと。最初と変わらないこと。
《形容動詞》
元来。もとより。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
もと/\
いったい
いつたい
がんらい
ぐわんらい
もと
もとから
もとき
もとより