“ぐわんらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
元來70.0%
元来13.3%
原来10.0%
原來6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せい元來ぐわんらい身分みぶん分類ぶんるゐで、たとへばおみむらじ宿禰すくね朝臣あそんなどのるゐであり、うぢ家系かけい分類ぶんるゐで、たとへば藤原ふじはらみなもとたひら菅原すがはらなどのるゐである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
はるたといつては莞爾につこりなにたといつては莞爾につこり元来ぐわんらいがあまりしつかりしたあたまでないのだ。十歳じつさいとき髪剃かみそりいたゞいたが、羅甸ラテン御経おきやうはきれいに失念しつねんしてしまつた。
只今書面を拝見して、これへ出向いて参りましたが、原来ぐわんらいたがひ御城警固おんしろけいごの役柄ではありませんか。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
原來ぐわんらい利章程の家の功臣を殺したら、徳川家に不調法としてとがめられはすまいかと云ふことは、客氣かくきに驅られた忠之にも、かすかに意識せられてゐたが、此訴が江戸へ往つたとすると
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)