“村邑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そんいふ33.3%
そんゆう33.3%
むらむら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堅固な色彩の村邑そんいふの家があり、寺院があり、丘陵があり、川の流がある。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
経を負い鉢を捧げて道途に食を乞うものがある。邪説を偽称して法を村邑そんゆうの間に広めるものもある。この種の群衆は初めは修道に似るもついには奸乱かんらんをなすに至るだろう。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
今まで素朴であった村邑むらむらが工夫という渡り物の来たためにアブク銭が落ち込むので、農家はいずれもなかば飲食店のようになり、善良なりし村家むらや戸毎こごとから酒気溢れ