“邑々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むらむら50.0%
ムラムラ25.0%
ムラ/\25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其は其として、昔から家の娘を守った邑々むらむらも、段々えたいの知れぬ村の風に感染かまけて、しのづまの手に任せ傍題ほうだいにしようとしている。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
其は其として、昔から家の娘を守つた邑々ムラムラも、段々えたいの知れぬ村の風に感染カマけて、忍びヅマの手に任せ傍題ハウダイにしようとしてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
淡路島に、西の宮の神人ジンニンが居つて、其が、西の宮の祭礼に参加する事、恰も古代の邑々ムラ/\に於て、海岸から離れた洋上に、神の島があり、其所から、神の来り臨むやうであつたのだと思ふ。