“一日一夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちじつひとよ25.0%
いちにちいちや25.0%
いちにちひとよ25.0%
ひとひひとよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅木大臣は昨日きのう濃紅こべに姫を送り出すと直ぐに門を固くとざして、二人の小供の死骸を石神の部屋に移して、そこで公爵夫人と一所に一日一夜いちじつひとよの間泣き明かしましたが
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
晶子、ヅアラツストラを一日一夜いちにちいちやに読み終り
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
さふらへど、この日は浪やや高く、こと昨日きのふより今日けふまで一日一夜いちにちひとよの静止ののちさふらへば、客人まろうど達は船酔ひがちに食事も進まぬやうさふらひき。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
五年の間一日一夜ひとひひとよふところに忘られぬ命より明らかな夢の中なる小野さんはこんな人ではなかった。五年は昔である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)