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他所眼
ふりがな文庫
“他所眼”の読み方と例文
読み方
割合
よそめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よそめ
(逆引き)
度度前から芳江と視線が合うものの、その度に気まり悪げに
俯向
(
うつむ
)
く芳江と同じように、梶もそそくさと
他所眼
(
よそめ
)
をしながら、芳江の顔を正視しかねているのであった。
厨房日記
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
他所眼
(
よそめ
)
にはいつもと何の変りもない静かな別荘の昼前の時間を過ごしていたのであったが、さすがにいくら気持が落ち付いていたとはいえ人一人殺してしまった今となっては
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
他所眼
(
よそめ
)
には、至極打ち解けて見えましたが、腹の中では
鎬
(
しのぎ
)
を削り合って、一人でも弟子を多くし、少しでも評判をよくしようといった、両雄並び立たぬ心持でいたに相違ありません。
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
他所眼(よそめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
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橘外男
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