“他所眼”の読み方と例文
読み方割合
よそめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
度度前から芳江と視線が合うものの、その度に気まり悪げに俯向く芳江と同じように、梶もそそくさと他所眼をしながら、芳江の顔を正視しかねているのであった。
厨房日記 (新字新仮名) / 横光利一(著)
他所眼にはいつもと何の変りもない静かな別荘の昼前の時間を過ごしていたのであったが、さすがにいくら気持が落ち付いていたとはいえ人一人殺してしまった今となっては
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
他所眼には、至極打ち解けて見えましたが、腹の中ではを削り合って、一人でも弟子を多くし、少しでも評判をよくしようといった、両雄並び立たぬ心持でいたに相違ありません。