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遊客
ふりがな文庫
“遊客”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いうかく
40.0%
ゆうかく
20.0%
ゆふかく
20.0%
いうきやく
10.0%
うかれお
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いうかく
(逆引き)
唐土
(
もろこし
)
に
是
(
これ
)
を
火井
(
くわせい
)
といふ。
近来
(
きんらい
)
此地獄谷に家を作り、
地火
(
ちくわ
)
を以て
湯
(
ゆ
)
を
燂
(
わか
)
し、
客
(
きやく
)
を
待
(
まち
)
て
浴
(
よく
)
さしむ、夏秋のはじめまでは
遊客
(
いうかく
)
多し。此火井他国にはきかず、たゞ越後に多し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
遊客(いうかく)の例文をもっと
(4作品)
見る
ゆうかく
(逆引き)
函館から一時間余にして、汽車は山を上り終え、大沼駅を過ぎて大沼公園に来た。
遊客
(
ゆうかく
)
の為に設けた
形
(
かた
)
ばかりの停車場である。こゝで下車。
宿引
(
やどひき
)
が二人待って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
遊客(ゆうかく)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆふかく
(逆引き)
この時節より通ひ
初
(
そむ
)
るは浮かれ浮かるる
遊客
(
ゆふかく
)
ならで、身にしみじみと実のあるお方のよし、
遊女
(
つとめ
)
あがりの去る
女
(
ひと
)
が申き
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
遊客(ゆふかく)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いうきやく
(逆引き)
占
(
しめ
)
しは江戸四宿の内只此品川のみ然れば
遊客
(
いうきやく
)
も
隨
(
したが
)
つて多く彼の吉原にもをさ/\
劣
(
おと
)
らず
殊更
(
ことさら
)
此地は海に
臨
(
のぞ
)
みて
曉
(
あかつ
)
きの
他所
(
ほか
)
よりも早けれど
客人
(
まろうど
)
は
後朝
(
きぬ/″\
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
遊客(いうきやく)の例文をもっと
(1作品)
見る
うかれお
(逆引き)
ああ今の
東京
(
とうけい
)
、昔の
武蔵野
(
むさしの
)
。今は
錐
(
きり
)
も立てられぬほどの
賑
(
にぎ
)
わしさ、昔は関も立てられぬほどの広さ。今
仲
(
なか
)
の
町
(
ちょう
)
で
遊客
(
うかれお
)
に
睨
(
にら
)
みつけられる
烏
(
からす
)
も昔は
海辺
(
うみばた
)
四五町の漁師町でわずかに
活計
(
くらし
)
を立てていた。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
遊客(うかれお)の例文をもっと
(1作品)
見る
“遊客”の意味
《名詞》
遊客(ゆうかく、ゆうきゃく)
仕事をせずに遊んでいる人。
遊覧の客。
旅人。旅客。
遊郭で遊ぶ人。
(出典:Wiktionary)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“遊”で始まる語句
遊
遊蕩
遊山
遊女
遊戯
遊廓
遊弋
遊行
遊惰
遊説
検索の候補
客遊
遊山客
遊蕩客
“遊客”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
与謝野寛
徳冨蘆花
作者不詳
樋口一葉
与謝野晶子
永井荷風