“遊山客”の読み方と例文
読み方割合
ゆさんきゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅葉もみじが色づき始め、遊山客ゆさんきゃく日毎ひごとにふえて行く季節なのに、その日は、しょぼしょぼ雨が降っていたせいもあるが、魔日まひとでもいうのか、鹽の湯A館には、妙に客の少い日であった。
吸血鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)