“遊山旅”の読み方と例文
読み方割合
ゆさんたび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあいだの遊山旅ゆさんたびとは違うので、風呂にはいって夕飯を済ませた後に、半七は宿の亭主を二階へ呼びあげて、自分たちの身の上を明かした。
半七捕物帳:68 二人女房 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
旗本衆の遊山旅ゆさんたびか、千石以上の若殿の、気随の微行とも想われたが、それにしてはお供がない。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)