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細長
神楽坂へかゝると、
寂りとした
路が左右の
二階家に
挟まれて、
細長く
前を
塞いでゐた。中途迄
上つて
来たら、それが急に鳴り
出した。
離れさうで
離れない
燕の
群は、
細長い
形になつたり、
圓い
輪の
形になつたりして、
村の
空の
高いところを
揃つて
舞つて
居ます。
そのうちに、
黄色の、
小さな
花が
咲きました。その
花のしぼんだ
後には、
青い
青い、
細長い
実がなったのであります。
“細長”の解説
細長(ほそなが)は平安時代の産着の一形態であり、狩衣に形状が似ている。江戸時代には徳川氏に世継ぎが誕生した際に朝廷から祝い品の一つとして送られるのが慣例となった。産着細長(うぶぎほそなが)ともいう。
細長(ほそなが)は平安時代中期の女性の衣類の種類の一つ。形態不詳の「謎の装束」とされる。
細長(ほそなが)は10世紀頃に存在した成人男子の下衣。『うつほ物語』吹上の巻などから知られる。
他、平安後期の文献では殿上童の欠腋袍を「細長袍」と記す例が見られるなど、種類の異なる服について「細長」という呼称が用いられたことがわかる。
(出典:Wikipedia)