“ほそなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
細長95.8%
細長衣4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、黄色きいろの、ちいさなはなきました。そのはなのしぼんだあとには、あおあおい、細長ほそなががなったのであります。
遠くで鳴る雷 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それはたちまち器械の中で、きれいな黄色の穀粒こくりゅうと白い細長ほそながしんとにわかれて、器械の両側りょうがわちて来るのでした。
耕耘部の時計 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
親王がたには特に女の装束、非参議の四位、殿上役人などには白い細長衣ほそなが一領、それ以下へは巻いた絹を賜わった。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
女の装束に細長衣ほそながを添えた纏頭てんとうをお使いへ出した。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)