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こまごま
ふりがな文庫
“こまごま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
細々
95.4%
細細
2.3%
小間々々
0.8%
濃々
0.8%
縷々
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細々
(逆引き)
寧
(
むし
)
ろ気分が落ち着いて来ると、今度は前よりも一層
明瞭
(
めいりょう
)
に、一層
執拗
(
しつよう
)
に、ナオミの肉体の
細々
(
こまごま
)
した部分がじーッと思い出されました。
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
こまごま(細々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
細細
(逆引き)
それは
細細
(
こまごま
)
とした瑞々しい若葉であつた。その若葉を渦巻かせ乍ら、栗はまだ枝々の尖りが眩しかつたり、腋の下が
羞痒
(
こそば
)
ゆいやうな新生の歓びから何も彼も涙ぐましく眺め入つた。
愛の詩集:03 愛の詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
こまごま(細細)の例文をもっと
(3作品)
見る
小間々々
(逆引き)
その癖当人は政事臭い事には少しも手を出さない。それは何でも半分
為
(
す
)
るといふことが
大嫌
(
だいきらひ
)
だからである。ところが先生は
小間々々
(
こまごま
)
した事にはすぐに閉口する。
魔睡
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
こまごま(小間々々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
濃々
(逆引き)
朧気
(
おぼろげ
)
ながら
逢瀬
(
おうせ
)
うれしき
通路
(
かよいじ
)
を
堰
(
せ
)
く
鶏
(
とり
)
めを夢の名残の
本意
(
ほい
)
なさに憎らしゅう存じ
候
(
そろ
)
など
書
(
かい
)
てまだ足らず、
再書
(
かえすがき
)
濃々
(
こまごま
)
と、色好み深き都の
若佼
(
わこうど
)
を
幾人
(
いくたり
)
か迷わせ玉うらん
御標致
(
ごきりょう
)
の美しさ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こまごま(濃々)の例文をもっと
(1作品)
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縷々
(逆引き)
ドウぞ知らして
呉
(
く
)
れぬかと云うことを
縷々
(
こまごま
)
と
書
(
かい
)
て来ました。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
こまごま(縷々)の例文をもっと
(1作品)
見る
“こまごま”の意味
《形容動詞》
細かいさま。
詳細なさま。
懇ろで丁寧なさま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
こま/″\
こまこま
こま/\
さいさい
ほそぼそ
ほそ/″\
ほそ/\
ほそほそ
さんざん
るる