“るる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ルル
語句割合
縷々96.2%
流々2.6%
路易1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、これには、縷々るると、べつに——自分たちが仕える待賢門院のわびしい起居のさまや、このごろのお歌などが、しるしてあった。
流々るるの身をかこつ調べとも聞かれれば、また、仇を求める一念の送りとも聞こえ、あるいは、作左衛門の魂魄やはかなき変を聞いた新九郎の為に、兄と恋人とが手向けるとも聞かれるのである。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
路易るるはすぐ顏をぱあつと赤くした。
(旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)