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流々
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るる
ふりがな文庫
“
流々
(
るる
)” の例文
「というても……」と、かれはいたく迷惑そうに、「この弦之丞自身すらが、
流々
(
るる
)
に任す無住の浪人、定まる家もない境遇であれば、そなたをどこへ
匿
(
かくも
)
うてあげる
術
(
すべ
)
もない」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
流々
(
るる
)
の身をかこつ調べとも聞かれれば、また、仇を求める一念の送りとも聞こえ、あるいは、作左衛門の魂魄やはかなき変を聞いた新九郎の為に、兄と恋人とが手向ける
譜
(
ふ
)
とも聞かれるのである。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
々
3画
“流々”で始まる語句
流々転住
流々転相