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譜
ふりがな文庫
“譜”の読み方と例文
読み方
割合
ふ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふ
(逆引き)
彼は、冷たい
床
(
ゆか
)
の上へ、仰向けに倒れて、
輾転
(
てんてん
)
ともがき廻った。——保土ヶ谷の
宿
(
しゅく
)
で聞えた尺八の
鈴慕
(
れいぼ
)
の
譜
(
ふ
)
が耳のなかに
甦
(
よみがえ
)
ってくる。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「南無阿弥陀ァ仏——南無阿弥陀ァ仏」
単調
(
たんちょう
)
な村の
哀
(
かなしみ
)
の
譜
(
ふ
)
は、村の静寂の中に油の様に流れて、眠れよ休めよと云う様に棺を墓地へと導く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「ああこの
譜
(
ふ
)
だよ。」狸の子はせなかからまた一枚の譜をとり出しました。ゴーシュは手にとってわらい出しました。
セロ弾きのゴーシュ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
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(24作品)
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譜
常用漢字
中学
部首:⾔
19画
“譜”を含む語句
埃及諸神譜
音譜
北越雪譜
藩翰譜
系譜
譜代
楽譜
御譜代
本草図譜
家譜
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図譜
印譜
雲林石譜
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御譜代衆
譜代大名
棋譜
古作者印譜
鶯邨画譜
...
“譜”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
徳冨蘆花
水野葉舟
吉川英治
蒲原有明
北原白秋
林不忘
谷崎潤一郎
林芙美子
宮沢賢治