“音譜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんぷ90.0%
おんふ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そっちの方から、もずが、まるで音譜おんぷをばらばらにしてふりまいたようにんで来て、みんな一度いちどに、ぎんのすすきのにとまりました。
めくらぶどうと虹 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
沙翁劇さおうげきを看んとせば英文学の予備知識なからざるべからず。ワグネルを解すべき最上の捷路しょうろは手づからピアノを弾じて音譜おんぷを知る事なるべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それはワグネル物の一節を音譜おんふなしで弾くといふ事だ。だが、これは博士自身の自慢で、誰一人その弾奏を聴いた者は居ないのだからたしかに証明は出来ない。尤も博士は知合の誰にでも