“沙翁劇”の読み方と例文
読み方割合
さおうげき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沙翁劇(さおうげき)を看んとせば英文学の予備知識なからざるべからず。ワグネルを解すべき最上の捷路(しょうろ)は手づからピアノを弾じて音譜(おんぷ)を知る事なるべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
要するに帝国劇場は荘麗なもの、沙翁劇(さおうげき)は真面目(まじめ)で案外面白いものであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
自動車にも乗ろう。園遊会にも行こう。浪花節(なにわぶし)も聞こう。女優の鞦韆(ぶらんこ)も下からのぞこう。沙翁劇(さおうげき)も見よう。洋楽入りの長唄(ながうた)も聞こう。頼まれれば小説も書こう。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)