“捷路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうろ66.7%
ちかみち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他の四十八の峠はとても鉄道と競争するほどの捷路しょうろではないから、身が軽く日を急ぐ者は、山元の山民でも出て来て汽車に乗る。
峠に関する二、三の考察 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
沙翁劇さおうげきを看んとせば英文学の予備知識なからざるべからず。ワグネルを解すべき最上の捷路しょうろは手づからピアノを弾じて音譜おんぷを知る事なるべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
さればわれ斯く彼の旨をうけて汝に來り、美山うつくしきやま捷路ちかみちを奪へるかの獸より汝を救へり 一一八—一二〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)