“捷徑”のいろいろな読み方と例文
新字:捷径
読み方割合
ちかみち50.0%
せうけい25.0%
せふけい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
討取うちとらば此度の公事は必定ひつぢやう勝利しようりならん右兩人を討取うちとり手段てだてを一こくはやくさるが捷徑ちかみちなりと申ければ主税之助は首をかたぶけ兩人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
〔譯〕遠方えんぱうに歩をこゝろむる者、往往にして正路せいろすてて、捷徑せうけいはしり、或はあやまつて林※りんまうに入る、わらふ可きなり。人事多く此にるゐす。とくに之をしるす。
咄嗟とつさに辨ずる手際がない爲めに、やむず省略の捷徑せふけいを棄てゝ、几帳面な塗抹主義を根氣に實行したとすれば、せつの一字は何うしても免れ難い。
子規の画 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)