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さんざん
ふりがな文庫
“さんざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
散々
90.7%
三山
1.9%
惨々
1.9%
散三
1.9%
散散
1.9%
縷々
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
散々
(逆引き)
くろい
大鷲
(
おおわし
)
は、伊那丸の頭上をはなれず廻っている。
砂礫
(
されき
)
をとばされ、その翼にあたって、のこる四人も
散々
(
さんざん
)
になって、気を
失
(
うしな
)
った。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さんざん(散々)の例文をもっと
(49作品)
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三山
(逆引き)
父は
三山
(
さんざん
)
や
蔵王山
(
ざわうさん
)
あたりを信心して一生
四足
(
しそく
)
を食はずにしまつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
さんざん(三山)の例文をもっと
(1作品)
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惨々
(逆引き)
いまでも行ってみれば、眼のあたり分かる通り、幕末から維新当時にかけて増上寺の境内や数ある徳川霊廟の境内は、匡賊に類した武士や贋武士のために、
惨々
(
さんざん
)
な
掠奪
(
りゃくだつ
)
を蒙っている。
増上寺物語
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
さんざん(惨々)の例文をもっと
(1作品)
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散三
(逆引き)
椿岳独特の奇才はこういう処に発揮された。この天人の画は椿岳の名物の一つに数えられていたが、惜しい
哉
(
かな
)
羽目板だから破損したかあるいは
雨晒
(
あまざら
)
しになって
散三
(
さんざん
)
になってしまったろう。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
さんざん(散三)の例文をもっと
(1作品)
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散散
(逆引き)
其処
(
そこ
)
へ
多勢
(
おほぜい
)
の義士が誘ひに来て
散散
(
さんざん
)
に辱めた上
飽迄
(
あくまで
)
も躊躇して居るキニゼイに告別して行つて
仕舞
(
しま
)
ふと、キニゼイ先生も
終
(
つひ
)
に決心して
許嫁
(
いひなづけ
)
を
突除
(
つきの
)
け同志の
後
(
あと
)
を追つて
行
(
ゆ
)
く。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
さんざん(散散)の例文をもっと
(1作品)
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縷々
(逆引き)
母親は
独
(
ひとり
)
で気を
揉
(
もん
)
で、「
旦那
(
だんな
)
様というものは奥様次第でどうにでもなる、と言っては済まないが」から、「御奉公は奥様の御
機嫌
(
きげん
)
を取るのが第一だ」まで、
縷々
(
さんざん
)
寝物語に聞かされました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さんざん(縷々)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
さんざ
さん/″\
みやま
いたいた
さんさん
さんざっ
ちら/\
ちりぢり
ちり/″\
ぢりぢり