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雨晒
ふりがな文庫
“雨晒”の読み方と例文
読み方
割合
あまざら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまざら
(逆引き)
その足跡は里犬よりも大きく、
糞
(
くそ
)
は毛と骨で——
雨晒
(
あまざら
)
しになったのを農夫が熱の薬に用いる。それは兎や鳥なぞを捕えて食うためだという。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
雨晒
(
あまざら
)
しにして置くはひどいなあ、近郷に人のない証拠だ、この郡の恥辱だ、随分思い切ったもんだ、県庁あたりでもどうにかしそうなもんだ、つまり千葉県人の恥辱だ、ひどいなあ
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
椿岳独特の奇才はこういう処に発揮された。この天人の画は椿岳の名物の一つに数えられていたが、惜しい
哉
(
かな
)
羽目板だから破損したかあるいは
雨晒
(
あまざら
)
しになって
散三
(
さんざん
)
になってしまったろう。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
雨晒(あまざら)の例文をもっと
(3作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
晒
漢検準1級
部首:⽇
10画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂
“雨晒”のふりがなが多い著者
内田魯庵
伊藤左千夫
島崎藤村