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さんざ
ふりがな文庫
“さんざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
散々
55.0%
山三
15.0%
散三
15.0%
三座
5.0%
参座
5.0%
芝居小屋
5.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
散々
(逆引き)
手を
拍
(
う
)
って、
喝采
(
かっさい
)
して、おもしろがって、おかしがって、
散々
(
さんざ
)
慰
(
なぐさ
)
んで、そら菓子をやるワ、
蜜柑
(
みかん
)
を投げろ、
餅
(
もち
)
をたべさすわって、
皆
(
みんな
)
でどっさり猿に
御馳走
(
ごちそう
)
をして
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さんざ(散々)の例文をもっと
(11作品)
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山三
(逆引き)
「ええ、大すきよ。絵双紙でみた名古屋
山三
(
さんざ
)
そっくりなんだもの——」
右門捕物帖:06 なぞの八卦見
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
さんざ(山三)の例文をもっと
(3作品)
見る
散三
(逆引き)
松隈内閣だか隈板内閣だかの組閣に
方
(
あた
)
って沼南が入閣するという風説が立った時、毎日新聞社にかつて在籍して猫の目のようにクルクル変る沼南の朝令暮改に
散三
(
さんざ
)
ッ
原
(
ぱら
)
苦しまされた或る男は
曰
(
いわ
)
く
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
さんざ(散三)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
三座
(逆引き)
天明五年鳥居清満歿するや清長は鳥居派四世をつぎその年の顔見世より寛政十年に至るまで、毎年
三座
(
さんざ
)
劇場の番付看板を描きぬ。こは似顔の錦絵と異りて鳥居派古来の筆法を用ひたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さんざ(三座)の例文をもっと
(1作品)
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参座
(逆引き)
平松は藩の名門で、
旧禄
(
きゅうろく
)
は九百石あまり、家格は老職に属していた。再興された家禄はその半分の四百五十石、家格は
参座
(
さんざ
)
といって老職に次ぎ、老職に空席ができればそこへ直る位置にあった。
その木戸を通って
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
さんざ(参座)の例文をもっと
(1作品)
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芝居小屋
(逆引き)
以前
(
もと
)
の
葺屋
(
ふきや
)
町、堺町の
芝居小屋
(
さんざ
)
への近道なので、その時分からこの辺も、そんな柔らかい空気の濃厚な場所だったかもしれない。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
さんざ(芝居小屋)の例文をもっと
(1作品)
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