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山三
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さんざ
ふりがな文庫
“
山三
(
さんざ
)” の例文
鳥居の前の
老木
(
おいき
)
の櫻に今年はまた枯枝が多くなつたのを見た時、京子もお時も、名古屋
山三
(
さんざ
)
の引き出した女の生首のことを思ひ出した。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「ええ、大すきよ。絵双紙でみた名古屋
山三
(
さんざ
)
そっくりなんだもの——」
右門捕物帖:06 なぞの八卦見
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「名古屋
山三
(
さんざ
)
さまの御着到!」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
大阪へ戻つて、二三日道頓堀の宿屋に泊つてゐる中に、芝居見物をしたが、狂言は
不破
(
ふは
)
伴左衞門、名古屋
山三
(
さんざ
)
の
鞘當
(
さやあて
)
であつた。花盛りの太い櫻の幹を山三が刀で切り開くと、女の
生首
(
なまくび
)
が現はれた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“山三”で始まる語句
山三郎