“不破”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふわ90.3%
ふは9.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道は、不破ふわさくから北国街道をさしている方向だが、その本道はいま、足利高氏の主従一列のものが、不破から伊吹の城へ向っている。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と言っているのは、ほかならぬ元の不破ふわの関の関守氏、今やお銀様の胆吹王国の総理です。それを相手に受けこたえて言う一人の浪人者
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それは嘘だが、喧嘩があつたんですよ、——女と女の大鞘當さやあて、名古屋のお三に不破ふはのおはん
人々は一二七木村常陸介きむらひたちのすけ雀部ささべ淡路、白江備後、熊谷くまがへ大膳、粟野杢あはのもく日比野下野ひびの(しもつけ)、山口少雲せううん丸毛不心まるもふしん隆西りうさい入道、山本主殿とのも、山田三十郎、不破ふは万作、かく云ふは紹巴ぜうは一二八法橋ほつけうなり。