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散三
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さんざ
ふりがな文庫
“
散三
(
さんざ
)” の例文
悪戯な
頑童
(
わんぱく
)
どのに頸へ縄をくゝし附けられて病院の原に引摺られ、
散三
(
さんざ
)
責
(
いぢ
)
められた上に古井戸の中へ投込まれやうとした処を今の旦那に救けられたのだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
松隈内閣だか隈板内閣だかの組閣に
方
(
あた
)
って沼南が入閣するという風説が立った時、毎日新聞社にかつて在籍して猫の目のようにクルクル変る沼南の朝令暮改に
散三
(
さんざ
)
ッ
原
(
ぱら
)
苦しまされた或る男は
曰
(
いわ
)
く
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
暗に私に
諷
(
あ
)
てつけて
散三
(
さんざ
)
に当り散らした。
鴎外博士の追憶
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“散”で始まる語句
散
散々
散歩
散乱
散髪
散佚
散切
散財
散在
散亂