“ちり/″\”の漢字の書き方と例文
語句割合
散々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
充分(したゝか)に打叩(うちたゝ)きければ彼の男横(よこ)に摚(どう)と倒(たふ)されしにぞ其間(そのひま)に又七と共に殘り二人の惡者(わるもの)を散々(さん/″\)に打叩きける故皆(みな)叶(かな)はじと散々(ちり/″\)に迯(にげ)行けり然(され)ば金は取られず先(まづ)無事に其場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
旅順(りよじゆん)の吉報(きつぱう)傳(つた)はるとともに幾干(いくばく)の猛將(まうしやう)勇士(ゆうし)、或(あるひ)は士卒(しそつ)——或(あるひ)は傷(きず)つき骨(ほね)も皮(かは)も散々(ちり/″\)に、影(かげ)も留(とゞ)めぬさへある中(なか)に夫(をつと)は天晴(あつぱれ)の功名(こうみやう)して、唯(たゞ)纔(わづか)に左(ひだり)の手(て)に微傷(かすりきず)を受(う)けたばかりと聞(き)いた時(とき)
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
どちら向いても野の中に唯一人取残されて、昨日(きのふ)迄の仲間が今日は散々(ちり/″\)になつて行く後影(うしろかげ)を見送るでもなく、磨いたように光る線路を熟々(つく/″\)と眺めれば線路は遠く/\走つて何処(いづく)ともなく消えて行く。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)