“ルイ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:るい
語句割合
路易100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例へば近代美人を論ずるものの例としていつも引合に出される路易ルイ十五世の嬖幸マダーム・ポンパドールの美人振を描写したものなどに就いて見ても、その一端が窺はれる。
東西ほくろ考 (新字旧仮名) / 堀口九万一(著)
路易ルイ第十四世の寵愛が、メントノン公爵夫人の一身にあつまって世人の目を驚かした頃、宮中に出入をする年寄った女学士にマドレエヌ・ド・スキュデリイと云う人があった。
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
かつて何かの挿画で見た路易ルイ王朝式というのであったろう……緋色ひいろ羅紗らしゃに黄金色の房を並べた窓飾カーテン卓子被テーブルクロス白塗しろぬりに金銀宝石をちりばめた豪華な椅子や卓子テーブルがモリモリ並んでいる。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)