“萃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あつ62.5%
あつむ25.0%
すい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田楽でんがく、狂言、民謡、又は神楽、雅楽、催馬楽さいばらなぞいうものの中から、芸術的に高潮した……イイナア……と思われる処だけを抜きあつめて
能とは何か (新字新仮名) / 夢野久作(著)
私はいくらかフランス語が読めるやうになると長島あつむといふ男と毎週一回会合して、ルノルマンの「落伍者ラテ」といふ戯曲を読んだ。
いづこへ (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
天明六年北尾政演が描ける『狂歌五十人一首』は天明狂歌のすいを抜きたるものその板画と相俟あいまつて狂歌絵本中の冠たるものなり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)