“旅籠住居”の読み方と例文
読み方割合
はたごずまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い男が田舎気質かたぎかッ逆上のぼせた深嵌ふかはまりで、家も店もつぶしたはてが、女房子を四辻へ打棄うっちゃって、無理算段の足抜きで、女を東京へ連れてげると、旅籠住居はたごずまいの気を換える見物の一夜。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)