“忠宗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ただむね66.7%
たゞむね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれはどなりつけた、おれは忠宗ただむねさま御代から二十余年、ずっと目付役を勤めておる、きさまのような新参者に意見されるほど、不鍛練な人間ではない」
のち、伊達だて少将忠宗ただむねつかえ、薙髪ちはつして蝙也と号す
松林蝙也 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
これはおほいあやまつてゐる。伊達綱宗は万治まんぢ元年に歿した父忠宗たゞむねあとを継いだ。えて三年二月ついたちに小石川の堀浚ほりざらへを幕府から命ぜられ、三月に仙台から江戸へ出て、工事を起した。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)