“文子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふみこ66.7%
あやこ26.7%
ぶんし6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかれた足をひきずって二、三げん歩きだすとそこでひとりの女の子にあった。それは光一の妹の文子ふみこであった。かのじょ尋常じんじょうの五年であった。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
さうしたらそのつぎなにかの雑誌に戸塚文子あやこさんだつたか同じ処のくらやみ祭と烏の団扇うちはのことを書いてゐられるのを見た。
府中のけやき (新字旧仮名) / 中勘助(著)
文子ぶんし、黄帝の言と称して曰く、「形、あれば、神、化さず。不化をもって化に乗じ、その変、無窮」と)(『弘明集ぐみょうしゅう』)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)