“ぶんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分子44.4%
分枝11.1%
文士11.1%
文思11.1%
文子5.6%
文疵5.6%
文詞5.6%
蚊子5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に自分が呼吸してゐる空氣の中にも毒惡(どくあく)な分子(ぶんし)が籠(こも)つてゐて、次第(しだい)に内臓(ないぞう)へ侵入するのでは無いかと思ふ。すると室の光線の弱いのも氣に懸つて來る。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
紅(べに)と緑の光弾、円蓋(えんがい)、火箭(ひや)、ああ、その銀光の投網(とあみ)、傘下(からかさおろ)し、爆裂し、奔流(ほんりゅう)し、分枝(ぶんし)し、交錯し、粉乱(ふんらん)し、重畳(ちょうじょう)し、傘下(からかさおろ)し、傘下し、傘下し、八方に爛々(らんらん)として一瞬にしてまた闇々(あんあん)たる、清秀とも
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
『あゝ文士(ぶんし)か。エミタヾカツといふ文士(ぶんし)かい。エミ‥‥ あゝ、江見(えみ)‥‥ 水蔭(すゐいん)さんですか』
而(しこう)してその利益はすなわち木村軍艦奉行(ぐんかんぶぎょう)知遇(ちぐう)の賜(たまもの)にして、終(つい)に忘(わす)るべからざるところのものなり。芥舟先生は少小より文思(ぶんし)に富(と)み、また経世(けいせい)の識(しき)あり。常に筆硯(ひっけん)を友として老(おい)の到るを知らず。
(文子(ぶんし)、黄帝の言と称して曰く、「形、靡(び)あれば、神、化さず。不化をもって化に乗じ、その変、無窮」と)(『弘明集(ぐみょうしゅう)』)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
わたくしは亡友の文疵(ぶんし)を扞(あば)くに意あるものではない。わたくしは今も猶思軒の文を愛好してゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いつはりなき世(よ)なりせばいかばかり人の言(こと)の葉(は)うれしからまじとは朗詠集(らうえいしふ)文詞(ぶんし)の部(ぶ)にも出(いで)てよく人情に適(かな)ひたる歌なれども左右(とかく)人世の欲情は免かれ難(がた)くして僞(いつは)り飾(かざ)る事のなきにもあらず然(され)ば元祿の頃大坂(おほさか)天滿橋(てんまばし)の邊に與市と云者あり未だ若年にして陽(おもて)には侠客風俗(をとこだてふう)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
敵味方の衆寡はあだかも蟷螂(とうろう)の車轍(しゃてつ)に当る如く、蚊子(ぶんし)の鉄牛を咬(か)むが如きものがあります。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)