“闇々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんあん42.9%
やみ/\28.6%
やみやみ14.3%
アンアン14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっそう凄惨な余韻よいんめて、いかさま人の死にそうな晩だ、この濃い黒闇々あんあんの底にどれだけ多くのたましいがさ迷っていることか——あらぬことまで思わせるのだった。
何としてそれを闇々やみ/\彼女に渡そうぞ。
『だれが、吉良や千坂の廻し者などに、闇々やみやみ、討たれる奴がわれ等の中にいる。よけいな心配だ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神慮ニ任セ、闇々アンアントシテ明ケ暮スマデ也。ハシナキ事端ナキ事。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)