“水蔭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいいん60.0%
すゐいん40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女教師鴎外、芸妓紅葉、女生徒さざなみ、女壮士正太夫しょうだゆう権妻ごんさい美妙、女役者水蔭すいいん比丘尼びくに露伴、後室こうしつ逍遥、踊の師匠眉山、町家の女房柳浪。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
水蔭すいいん乙羽おとわ柳浪りゅうろうやその他の面々は硯友社の旗幟きしが振ってから後に加盟したので、各々一、二年乃至数年遅れていた。
『あゝ文士ぶんしか。エミタヾカツといふ文士ぶんしかい。エミ‥‥ あゝ、江見えみ‥‥ 水蔭すゐいんさんですか』
二十二年の七月廿にぢう三号の表紙をへて(桂舟けいしうひつ花鳥風月くわてうふうげつ大刷新だいさつしんわけつた、しきり西鶴さいかく鼓吹こすゐしたのはの時代で、柳浪りうらう乙羽おとは眉山びさん水蔭すゐいんなどがさかんに書き、寒月かんげつ露伴ろはん二氏にし寄稿きかうした
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)