“すいいん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水蔭75.0%
翠蔭25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時は「明治文庫」「新小説」「文芸倶楽部ぶんげいくらぶ」などが並立して露伴ろはん紅葉こうよう美妙斎びみょうさい水蔭すいいん小波さざなみといったような人々がそれぞれの特色をもってプレアデスのごとく輝いていたものである。
読書の今昔 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
亭は花や珍器に飾られ翠蔭すいいんしきりに美鳥が啼いていた。はるばる呉から舶載してきた南方の美味薫醸くんじょうは、どんな貴賓を饗するにも恥かしいものではなかった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)