“倭文子”の読み方と例文
読み方割合
しずこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜こそ、自分が先にいって倭文子しずこの来るのを待とう、その方が一分でも二分でも早く彼女に会えるわけだ。そう思って、彼は九時十分に書斎を出た。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
村川が倭文子しずこと会うために、胸を躍らせながら吊り下げられていたのを、夢にも知らなかった。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「ね、お姉さまも、倭文子しずこさんもお入りになるのよ。いらっしゃいよ。」
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)