をは)” の例文
次いで八月二十五日に、嫡子亀千代かめちよが家督した。此時綱宗は二十歳、亀千代はわづかに二歳であつた。堀浚は矢張やはり伊達家で継続することになつたので、翌年工事ををはつた。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
鉄道工事もをはつた。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
十二月には元槧げんざん金翼方きんよくはうの影写が功ををはつた。是も亦次年元日の詩の註に見えてゐる。原本は多紀氏聿脩堂いつしうだうの蔵する所である。蘭軒が其抄本に跋したのは十二月三日である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)